今日もインスタの釣果を見ながら指を咥えている万年ボウズアングラーの皆さんこんにちわ.
みなさんはどんなスタイルで釣りを楽しんでいますか?
流行りのルアーで一匹釣りたいもよし,古典的な仕掛けやタックルにこだわるもよし.わしはトップしかしないなんて言う人も漢って感じがしていいですね‼️
今年はヘビキャロを中心に楽しもうかと思ったのでよかったら読み進めてみてください.
ヘビキャロとは
そもそもヘビキャロとはなんでしょう?
正式にはヘビーキャロライナリグと言いますが,キャロライナってなにって感じですよね.これは,アメリカ西海岸のサウスカロライナ州が発祥のリグで,カロライナだかキャロライナだかはカタカナに変換された時に和製英語になったのでしょうw
それが,琵琶湖西岸用に改良されて,より遠くに飛ばすために重たいシンカー(18g以上)を使うようになって,ヘビー(ウエイト)なキャロライナリグって事でヘビキャロと言われ浸透したと言われています(諸説あり)
要は,小さなワームをはるか彼方に飛ばすための仕掛けです.
なぜ今年はヘビキャロか
今年こそ身をひそめる場所も少なければ,食べるもの(ベイトフィッシュ)も少ないからです.
それではその辺りを掘り下げていきましょう.
ブラックバスの減少
琵琶湖のブラックバスが減少しているとはよく言われたもので,特にこの5年くらい本当に釣れなくなったと実感しています.
しかし,滋賀県の公表している推定生息数を見ると,ブラックバスの数自体は10年前の3〜4割減といったところで,意外と抑えられている印象を持ちました.15年前と比べると約半分ですね.
それよりもブルーギルの推定生息数の減少数に目を引かれます.10年前の約50%,16年前の約20%程度の生息数です.これではブルシューター160の活躍はほぼほぼありませんねw
それまでメインベイトとして君臨していたブルーギルを捕食できなくなったというわけですね.
ウィード(水草)の減少
ウィード(水草)もものすごく刈られて,数年前のようなウィードレイクではなくなりました.
2017年には6000トンを超えていた水草刈り取り量は2023年度に1700トンにまで減少しています.2017年ごろといえば,ウィードエッジを探して,クランクを巻くとドンっと気持ちのいいバイトがあった頃です.
それか,ウィードマットをさがしてパンチングなんかもよくしていましたね.
それがここまで減ってしまうと今までウィードに隠れていたバス達も居場所がなくなりますよね・・どこに行ったんですか?w
だからあれだけ広い琵琶湖で,一ヶ所にだけ大船団ができてしまうんでしょうね.
氷魚の大不漁
さらに追い討ちをかけるように,2024年は40年ぶりに氷魚が大不漁との事.
氷魚とは主に琵琶湖の鮎の稚魚をさす名称ですね.
氷魚とかいて”コマイ”と読むタラ科の海水魚もあるようですが,関西では先述の鮎の稚魚が真っ先に思い浮かびますね.
まぁ,話は戻って,今年の琵琶湖のブラックバスは食べるものも無いわ,身を寄せる場所もないわと散々な年になりそうだという事です.
そんな中,夢を追い求めるへっぽこアングラーは,懲りずに琵琶湖に通うわけです.
ではバス達は何を食べてるか?
あとはもうエビとかゴリしかないんじゃないでしょうか?
と,いう事で今年は琵琶湖湖畔でヘビキャロ大遠投大会が見られのではないかと考えているわけです.
そんな私のヘビキャロ作戦
なんとなくヘビキャロはしてきましたが,常についでにやっていた感じです.
だからロッドもラインも適当.
そこで,いろいろと調べてみましたので少し共有.
私がついでにヘビキャロするタックル
ロッド:モンストロ79・モンストロ77・ポイズングロリアス74MH
リール:21アンタレスDC
ライン:16LB〜20LB(フロロカーボンもしくは冬限定でナイロン)
ルアー:ドライブSSギル(OSP),カットテール5インチ(ゲーリー),iシャッドクリオ(ジャッカル)
琵琶湖からブルーギルがいなくなって,ドライブSSギルは本当に使わなくなった・・・
エビ系のワームは普段から使わないので“ついで”のヘビキャロでは使われる事がないですね.
流行りの?タックル
インスタで「#ヘビキャロ」を検索してみると,使われているロッドはエクスプライド1911XH-2かバレーヒルのブラックスケールが多い印象ですね(筆者調べ)
ヘビキャロの中でもいろいろな流派?があると思うのでなんともいえませんが,近距離攻めであれば手持ちの7ft以上,MH以上のロッドであれば十分ですね.
ただしはるか彼方までぶっ飛ばしたい!っていうヘビキャロアングラーは8ftもしくは9ftのロッドを使われるんでしょうが,そうなると選択肢はかなり限られますよね.特にバレーヒルはヘビキャロに力を入れているような印象がありますし,玄景なんかはめちゃくちゃかっこいい!!
次に買うなら
という事で,今年是非とも手に入れたいのはバレーヒル ブラックスケール ディスタンスエディションですね.
特にBSDC-83XとBSDC-87XXは迷うところで,追い求めるならBSDC-87XXなんでしょうが...いかんせん汎用性が極端に少なくなりそう.オカッパリでウロウロしながらビックベイトやトップ,巻物なんかもしたくなった時に重宝するのは83X.
これは悩みますね.
釣具屋で手に取って3分くらいは悩みます.
ちなみにBSDC-101XXは長すぎて使いこなせる気がしないので一旦ステイです💦
まとめ
ブラックバスは本当にたくさんのルアーを扱う楽しい釣りです.
おもい思いのタックルやスタイルで釣ってもらったらいいんですが,そんなこんなで今年はヘビキャロに力を入れてみようかと思う2024年の春です.