プリペイドカードご愛用のみなさんこんにちわ.
つい先日,故郷に住んでいる親父殿がフィッシング詐欺に引っかかりかけて,警察が出動するはめになったので忘備録として書こうかと思っています.
事の経緯
親父殿のパソコンがウイルスに侵されて,解除するためにプリペイドカードを買ってこいと言われる
親父殿はウイルスに侵された事にパニくってコンビニに走る
コンビニの店員に止められる
帰ってきてご丁寧に詐欺グループにお断りの電話をする
親父殿の不審な行動におかんが注意するも聞き入れず
詐欺グループからもう一度買ってくるように説得される
親父殿は今度は違うコンビニに走るも購入に躊躇して思いとどまる
またも,ご丁寧に詐欺グループに電話したあげく,説得され買いに行かされる
おかんが私に電話
遠方に住んでいるので正直何もしてあげられないから,警察に相談するようアドバイス
おかん警察に電話
おとん帰宅
警察到着
警察から説得されやっと納得する
パソコンは大手の家電量販店に修理依頼
両親スペック
親父
年齢:80歳やや手前
仕事:現役時代は大手通信会社勤務.現在隠居生活
趣味:スキー(こちらはまだ現役)
性格・特性:ASD疑いも今となっては偏屈爺さん.会話のキャッチボールは少々難しい.
おかん
年齢:70歳台半ば
仕事:基本主婦+パート
趣味:読書、手芸
性格:天然寄り
フィッシング対策の現状
フィッシング詐欺の件数
フィッシング詐欺の情報の件数として,近年は右肩上がりで増加しているのが誰の目にも明らかで,半期で60万件に迫る勢いで被害が報告がされています.2023年度の刑法犯罪が約70万件であることを考えると,凄まじい件数が報告されているようですね.
月別のデータでみると1月が少ないのは面白いですね.詐欺グループもお正月はお休みするのか,はたまた家族・親戚が集まることで抑止力につながっているのか.少し興味深い部分に感じますが詳細は不明ですね.
フィッシング詐欺の被害者年齢
あと、少し意外だったのは被害者年齢です.今回は自分の親(後期高齢者)が対象だったし報道でも高齢者が騙されやすいというものが多い印象でしたが,実際には20代・30代の男性が多いと.
調査方法がオンライン調査だった事と,ネットの活用が多い20〜30歳代という要素がマッチして最多になっている可能性は多いにある調査結果だということは少し考慮する必要があるデータだと感じました.
フィッシング詐欺の被害金額
あとは,被害金額ですね.
2023年の上半期だけで30億円以上の被害があるようで,由々しき事態だと感じます.ただでさえ国力が低下している昨今,日本のお金が海外に不正流出しているわけなので.自民党の裏金問題が霞む金額ですね.
まとめ
高齢者に多く,自分にはあまり関係が無いと思っていたフィッシング詐欺ですが,遠方の父親殿が巻き込まれるなんてショックでした・・・
これを気にお金の出納を少し監視しないといけないと感じてしまいました.
そして,何よりネット決済やネットサービスの利用が多い自身も被害に遭いやすい状況だと言うことが改めてよくわかりました.
プリペイドカード買ってこいは詐欺ですよーーー