ショートのグラスロッドを探してたら、インスパイア サンダーショット ICSC-54MLに出会う

釣りに行くより道具を愛でてるアングラーのみなさんこんにちわ。

釣りに限らず探していたものに出会えた時の感動って、中学生の頃に好きな子に告白してOKもらった時の感じに似ていません?知らんけど。

まぁ、今回はずっと探していたロッド(インスパイア サンダーショット ICSC-54ML)に出会えたお話しです。

なんでこんな20年も前の、グラスの短いロッドを探していたのか。

それは、カヤックフィッシングをしていた時にちょうどいいロッドがなかったから。

ショートロッドを探す

以前カヤックフィッシングをしていたとき、どうにもしっくりこなかったのがタックルセッティング。

カヤックって、とにかく狭い。

コクピットも狭いし、持っていけるロッドの本数も限られる。

そのため、

いかに少ないタックルで、いろんな釣りに対応するか

が結構重要になります。でも、これが難しい。

専用タックルを何本も持っていけるなら簡単なんですけど、カヤックではそうもいかないですからね。

そこで私が考えた、カヤックフィッシング用ロッドの条件がこちら。

  • 6ft以下のショートロッド
  • ルアーの適用範囲が広い
  • レギュラーテーパー寄り

この条件で釣具屋をウロウロしていたわけです。

しかし、ここで問題が。

令和の釣具屋にショートロッドがない。

いや、あるにはあるんです。

でも、昔のバスロッドにあったような、

「とりあえずこれ1本でいろいろ投げてみようぜ」

みたいなロッドが少ない。

各メーカー、より細かく用途を分けていく方向なので、ロッドのラインナップもどんどん専門化しています。

ルアー適合範囲を広くしようとすると、

「じゃあグラスロッドかな?」

と思って探してみる。

しかし、

グラスロッドもない。

……詰みました。

こうなると必然的に、

10年、20年前の中古ロッドを探す旅

が始まります。

そして数か月。

中古釣具屋をウロウロし続けた結果、ついに運命的な出会いがありました。

インスパイア サンダーショット(ICSC-54ML)との出会い

とある中古屋さん。
ずらっと立ててあるロッドを眺めながら、私の視線はトップガイド。

普通どんなところに視線を向けますか?

ブランクス?リールシート?グリップ?

でも今回は違います。

6ft以下のロッドなんて最近はほとんどないから、ずらっと並んでいるロッドの中でもトップガイドの位置が低くて逆に目立ちやすい。

つまりトップガイドを見ればショートロッドを発見できる。

そうしてトップガイドの低さに注目しながらうろついているとあるじゃないですか!

短くてガイドも少し大きくて、ティップも最近ではあまりみない太さのずんぐりむっくりなやつ。

そう、それがインスパイア サンダーショット(ICSC-54ML)だったんです。

持ってみても、ショートロッドならではの持ち軽さがあり、振ってみると適度な重量感といい感じのテーパー感。

「これはいいんじゃない?」

となりまして、少し調べてみました。

いくつか参考になるブログなんかもあり、ぱるたんさんや自給自作さんなどを参考にさせていただき、“これは買いだな!!”となったわけですが、ここで少しだけ疑問が・・・

サンダーショットは「SiC」と「チタンゴールド」の2種類存在する!??

調べてみるとどうやらサンダーショットにはガイド仕様の違いがあるらしく

品番としては

『ICSC-54ml』

と

『ICSC-54ML-TG』

と分かれます。

TGは「チタンゴールド」を意味して、当時はむしろ上位に位置していたようです。

でも、私が想定しているようなPEラインで運用するにあたってはSiCリングの方が適しているわけですね。

で、これが問題で、実はいままでに4本出会いましたが全てTGモデルだったんです。

口コミなどでもTGモデルが手に入ってもSiCモデルは人気で手に入らないとのこと。

状態がそれなりにいいものもあったので、ガイドを全部取り替えてやろうかとも画策したんですが面倒臭いのと、SiCガイドをセットで揃えるとなると5000〜8000円くらいはかかるだろうと。

サンダーショットのSiCガイドモデルを探す

結局、SiCモデルを探すことにしました。

各種オークションサイト、中古屋巡りなどを繰り返すことが続きました。

某大手黄色いお店はネット併売をしているので、掲載された瞬間に全国のオールドタックル変態アングラーがライバルになるため、正直難しいなと思いました。

そこで、積極的にネット販売していない中古店を探しては、うろつく戦略を立てつつ、ネット検索も続けました。

ネットオークションでこの1年で1回だけ出品がありました。

結果的にはオークションでは競り負け(結局18000円くらいまで上がっていました)てしまい、泣く泣く断念。

ついに出会えたサンダーショットICSC-54MLを発見

店頭では出会えないなど、まぁ、20年も前のロッドなので諦めていた部分もあり、結局ラグゼレイカーに浮気したり(そのうち書きます)して、出会いを待っていました。

そんな時ps.kizuさんのインスタで中古の入荷情報が!!

今までも何度かお邪魔した事がある、そこまで遠くもないお店。

ネット販売もしておらず、現地調達者のみが購入可能!

幸いにも投稿翌日は仕事でしたが、お店も定休日で購入者はいないはず!!

これはチャンスと定休日明けを狙い、自分の仕事は時間休を取って早上がりしてまで来店させてもらいました。

タッチの差で購入されていたらどうしようとドキドキしながら「まだありますか?」と聞いてみたところまだ売れておらず、即購入させていただきました。

グリップにテカリもなく、ガイドもしっかりしており、ブランクスも非常に綺麗に最高に良個体でした。

かなり問い合わせが多かったとのことで、危なかったです。

時間休とってマジでよかった。

最近の動向

せっかくの素晴らしい出会いもあって、最近の動向について店主さんとお話しさせてもらえました。

バスアングラーは減少傾向で、ソルトに流れているとかいないとか言われているようですが、店主さんの肌感はすこし異なるようです。

バスは一定数維持しているものの、むしろソルト人口がかなり減少しているとのこと。

そして、チャビング系のライトフィッシングが激アツ。

竿もコンパクトに仕舞える振り出しロッドやパックロッドで十分ですし、小さいタックルケースひとつにスピナーやミノーなどを数個入れるだけで遊べるので、楽ちんですしね。


そしてもう一つは、カヤックやフローターなんかで少し沖にでて、トップを中心としたお気に入りのルアーで遊ぶような

“数を釣る”

事を主眼に置かない “釣りを楽しむ” 釣り方が中心になってきていることなんかもお話しさせてもらいました。

「このルアーで釣りたい」

とか

「このロッドで楽しみたい」

みたいな、釣りという行為を通して道具や自然を楽しむような、釣り方が見直されているのかもしれませんね。

そんな最近の動向も踏まえ、このサンダーショットみたいなグラス系のショートロッドが見直されて人気が上がっているそうです。

サンダーショット、もう一本いっとく??

今回購入したインスパイア サンダーショット ICSC-54ML。

カヤックフィッシング用として探し始めたはずなのに、気がつけば、

「予備のストックとしてもう一本ほしいな」

となっています。

そして困ったことに。

今回探している途中で何度も見かけた、

ICSC-54ML-TG。

こいつがまだ頭から離れません。

SiCモデルを手に入れた今となっては、

「TGモデルをもう一本買って、カスタムベースにする」

という悪魔の囁きが聞こえています。

ガイドを交換するもよし。

別の仕様にするもよし。

釣りに行くために道具を買ったのか。

道具を買うために釣りをしているのか。

もはや分かりません。

でもまあ、

釣りに行くより道具を愛でるアングラーのみなさん。

そんな沼も悪くないですよね。

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